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東京湾の埋め立て地によみがえった野鳥の楽園


 東京港野鳥公園とは

 東京港に面した公園内には、海とつながった潮入りの池やヨシ原、淡水池、小川、森林など多様な環境で構成されています。毎年、シギ・チドリ類、カモ類といった水鳥や小鳥類、オオタカなどが公園を訪れ、年間120種類前後、開園以来227種類の野鳥が観察されています。野鳥のほか、水辺の生物、カニをはじめとする干潟の生物、草地や林にすむ虫などの観察にも適した場所です。
 芝生広場やネイチャーセンターにはベンチとテーブルがあり、自然観察を楽しみながら、ゆっくり休憩ができるようになっています。また、土曜・日曜を中心に、さまざまなイベントを実施しています。






来園者への自然解説

・ネイチャーセンターには、(公財)日本野鳥の会のレンジャーが常駐し、来園者への自然解説対応を行います。
 野鳥などの生きものをはじめとした公園の自然について解説いたします。

・園内をボランティアガイドが巡回しており、来園者への自然解説対応を行います。

・団体のお客様の場合、スタッフによる観察会などの実施が可能です(要予約)。
 詳しくは団体利用のご案内をご覧ください。

東京港野鳥公園の歴史

江戸時代~昭和30年代(1600~1950年代)
― 江戸前の海 ―

このあたり一帯は遠浅の海で、漁業がさかんでした。
とれた魚介類は、幕府に納められていました。
とくに大森では幕府から特別に認められて、質のよい海苔がつくられていました。

昭和40年代(1960年代)
― 姿を変える海 ―

港や交通網の整備、工場用地などの確保のため、土砂を使って埋め立てが始まりました。
東京湾は大きく姿を変えていきました。

昭和40年代後半~50年代前半(1970年代)
― 自然環境の回復 ―

埋め立てた土地の状態が落ち着くまで、整備を待っている間に、草原や池などができ、
魚やカニ、昆虫、野鳥などの多様な生きものが集まるようになると、地元の人が野鳥観察に
訪れるようになりました。

1970年代の様子

昭和53年(1978年)
― 野鳥公園の誕生 ―

東京湾が日本の渡り鳥の中継地点として貴重であることから、地元の人などからの
野鳥保護を訴える声もあり、都は、葛西沖と城南地区にサンクチュアリ(野鳥の保護区域)
をつくることにしました。専門家や市民などと協力し、計画をつくり、昭和53年に
大井第七ふ頭公園(3.2ヘクタール)が完成しました。

大井第七ふ頭公園の様子(1980年代撮影)

平成元年(1989年)
― 野鳥公園拡大開園 ―

都内でも貴重な野鳥の生息地として、その機能をより充実させるために、
24.9ヘクタールに拡大するとともに、ネイチャーセンターを開館し、平成元年に
東京港野鳥公園として開園しました。

ネイチャーセンターと潮入りの池

平成12年(2000年)
― 国際的な認定 ―

平成12年6月17日には「東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク」
(現:東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ)
の参加湿地となり、
シギ・チドリ類の重要な生息地であることが国際的に認められました。

平成30年(2018年)
― 公園の干潟が拡張 ―

平成30年4月1日、都が埋立で失われた干潟を再生するための取組として、
新たに干潟が拡張整備されました。
今回拡張した干潟は、現在の干潟に隣接する約11ヘクタールの海面に造成し、
干潟の面積はこれまでの約3倍に広がりました。
現在、公園全体の広さは36ヘクタールあります。

前浜干潟観察デッキからの眺望

野鳥公園のライブカメラ

東京都立東京港野鳥公園



〒143-0001 東京都大田区東海3-1
電話 : 03-3799-5031
FAX : 03-3799-5032
E-mail: yachokouen★wbsj.org
※★を@にしてください

都立東京港野鳥公園は東京都港湾局の海上公園のひとつです。
指定管理者である「東京港野鳥公園グループ(東京港埠頭株式会社、公益財団法人日本野鳥の会)」が「NPO法人東京港グリーンボランティア」と「東京港野鳥公園ボランティアガイド」の協力を得て管理運営をしています。
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